ももたろうの中国ぶらり旅日記

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中国の気ままなぶらり旅日記です
中国で見つけたちょっとした小ネタなどを紹介していきたいと思ってます

唐山市！！

2009-02-17-Tue

今日は唐山市のご紹介をします　　＼(＾∇＾ )
青年広場

唐山（とうざん）市は、河北省東部にある地級市です
南は渤海湾に面し西は天津市に接しています
（天津市から100km、北京からは150kmの位置）
唐山市

産業的には栗など果樹生産が盛んなほか、古くから陶磁器生産を行い、
中国の近代産業の発祥の地の一つとなっています
100年の歴史を持つ鉱工業都市・港湾都市で、開灤（かいらん）炭鉱は
中国でも有数の規模の炭鉱となっています
（明の時代には、すでに鉄鉱石の精錬、石炭の採掘、陶磁器生産が行われていました）
唐山市2

1990年代に唐山市高新技術開発区が建設された後は、
松下電器・神戸製鋼・日立製作所など多数の日本企業も進出しています
沢山の日本人が在住しているだけあって、この唐山も大連や上海のように
日本人向けのお店も多く、マクドナルド・ケンタッキーフライドチキンなどの
軽い（ジャンク）食事から、日本料理・イタリア料理・韓国料理があり、
中華料理（北京・四川・潮州・モンゴル・清真・広東）の各中華料理も揃っており、
唐山独自料理の擱着・懶豆腐なども、日本人に好評です
大城山公園

その上、医療施設においても、市内に医院が114院あり、
CTスキャン43台、MRIが18台と近代設備も整っています
特に「工人病院」は、日本で研修を行い日本語を介する医療関係者が、
医者と看護師を含めて常時5～6名は揃っている大病院で、
日本人の来院者があれば、直ちにこのチームに連絡して、
適切な対処が出来る体制を整えています
（日本語での対応もばっちりです）
唐山抗震記念碑

観光スポットも数多く存在し、気候も穏やかです
四季の移り変わりははっきりしていますが、春は花が一斉に咲き乱れ、
夏は気温と湿気があまり高くなく、秋の風は爽快、冬も雪が少なく
屋内は寒くないので、一年を通じて比較的過ごしやすい所です
（日本とよく似ています）

・清東陵

遵化市にある清東陵は、精巧な建築物と広大な規模の清王朝の2大陵墓群の一つです
ここに葬られているのは、「康熙帝」「乾隆帝」「順治帝」「咸豊帝」「同治帝」の
5人の皇帝と、「西太后」をはじめとする15人の皇后、141人の妃嬪たちです
ユネスコの世界遺産「明・清王朝の皇帝墓群」の一部に登録されています
清東陵2

・燕山山脈

河北平原の北を囲むようにそびえている山脈です
名前の由来は、南に燕国があったことにちなんでいます
狭義の燕山・大房山・鳳凰山・霧霊山などの名山が点在しています
また、万里の長城はこの燕山の上を通っています

その外にも、夏には澄んだ水がどこまでも広がる、
遠浅な海水浴場「金銀灘」や「壁海海水浴場」や

広さが1,300ヘクタールと広大な面積に広い林と大きな湖がある「南湖公園」、
「大城山公園」・「鳳凰山公園」・「南湖公園」などがあります
また市中心部から3kmのところにゴルフ場やゴルフ練習場が新設され、
カラオケ・温水プール・ボウリング場など娯楽施設も大変充実しています

ただ残念な事ですが、唐山地震の大惨事の後やっとここまで
復興してきたのですが、それに泥を塗るような事件が起こりました

唐山地震とは、1976年7月28日にマグニチュード7.8の直下型地震がおこり、
市内だけでなく周囲の建築物は皆倒壊し、市内で14万8000人、
全体で24万人という史上最大の犠牲者を出す大惨事になりました

2007年12月から08年1月にかけておきた【中国製ギョーザ中毒事件】、
皆さんの記憶にも新しいと思いますが、この際に日本出荷中止になった
「天洋食品」の倉庫に保管していたギョーザが、昨年４月から６月にかけ、
唐山市の鉄鋼メーカー「唐山鋼鉄」に配布され、同じように中毒症状になりました

唐山鋼鉄社員によると、天洋食品製ギョーザは「福利厚生の一環」として、
数千人の従業員に無料で配布、また同社工場周辺の住民にも
１月頃にギョーザを無料で配布していたそうです
しかもこの事実が分かったのが、先月24日頃だそうで、
中国の隠蔽工作が明るみに出る結果となりました
こんな事が起こると観光客が減る原因となりえるのに、何を考えているのでしょうね

最後にひく様な事件を載せましたが、それ以外には
日本人にも過ごしやすい所だと思います
機会があれば、行ってみてくださいね
それでは今日はこの辺で　(⌒∇⌒)ﾉ""ﾏﾀﾈｰ!!

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