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== 河北省 ==

秦皇島市!!

今日は秦皇島市のご紹介です \(^∇^ )
秦皇島市
秦皇島(しんのうとう)市は、河北省の東端に位置する地級市です
南側は渤海湾に面していて、南西は先日の唐山市と接しています
秦皇島市2

この市の名前の由来は、前奏の頃までさかのぼり、約2000年前、
前秦の始皇帝は不老長寿の薬を求めてこの地にやってきました
薬を探す為、海の中や島々全てに人を送りこみ、探したんだそうです
その場所が「秦皇求仙入海処」として観光スポットにもなっています
だから、「奏」の「皇」帝の「島」で、秦皇島となったそうです
秦皇島市3

昨日の唐山もそうですが、このあたりは人が住むに良い所と言われています
その理由の一つに、北側にある燕山山脈が黄砂を減らしてくれるので、
砂による被害が害が少ないのだそうです
春先に日本にまで飛んでくる黄砂はこちらでも重大な問題のようですね
万里の長城の東端

ここ秦皇島の総人口は、総人口300万人(市内100万人)程ですが、
年間に訪れる観光客の総数は、実に700万人を超えています
その訳は、ここがあの歴史的建造物の東端(始まり)だからです

・山海関(さんかいかん)
天下第一関
山海関は万里の長城の東端にある要塞です
明代は北方民族からの侵入に対する防衛の要とされていました
「天下第一関」とも呼ばれますが、この意味は山海関の著名性を
表したものではなく、東から数えて最初の関所だからだそうです
ここを越えて中原に入る事を、「入関して、関内に入る」といい、
東北地域を「関外」もしくは「関東」と呼んでいました
日本の勢力下に置かれた「関東州」や、
そこに駐留した関東軍の名称もこれに由来しています

・老龍頭
老龍頭
山海関から東に5kmほどにある長城が海に落ち込む所(つまり長城の東端)です
長城の始まりと考えると、「老龍頭」という名前もうなづけます
(万里の長城を龍に見立てて)
周囲は城壁で囲まれていて、澄海楼からは渤海湾と入海石城を眺めることができます

・孟姜女廟
孟姜女廟
又の名を「貞女祠」とも呼ばれています
孟姜女廟とは、中国の有名な四大民間故事(梁山泊、白蛇伝、牛郎女)の一つで
「孟姜女が冬着を送って長城を泣き倒す」の故事に基づいています
『秦の始皇帝の時代、「孟姜女」という女性がいました
彼女の夫「范杞梁」は国に徴用されて長城の修復に行かされました
彼女は寒いと思い、夫に冬着を送ったのですが、連絡はなし
はるばる夫を探し求めてこの地まで来たのですが、夫はすでに過労のために
亡くなっており、嘆き悲しみ、自分も海に身を投げて死んでしまいました』
祠には、孟姜女の像がまつられているます

・秦皇求仙入海処
秦皇求仙入海処
秦皇島市の海港区東山海辺の高地にある「秦皇求仙入海処」は、
先程書きました秦の始皇帝が、不老長寿の仙人を求めて滞在・探索した地です
なぜ海の中に?と思われるかもしれませんが、古い書物によれば
「海上仙山」ともいう、海のどこかにある仙人の住む島を探していたみたいです
(日本でいうと竜宮城のようなものでしょうか?竜宮城も歳をとらないですし)

・北戴河区
北戴河
渤海湾に臨む有名なビーチリゾートです
北京から280kmの位置にあるので、比較的気軽に訪れるという事で、
中国政府要人の避暑地としても有名なところです
南西に20km程あり、海岸公園・植物園・海水浴場があります
中国中央政府は、夏になるとこの地に仕事場を移すそうで、
夏場は一般客はほとんどホテルがとれず、地域の警備も厳しくなるそうです

万里の長城の始まりの秦皇島に、一度行って見たいと思いませんか?
日本の富山市(富山県)と宮津市(京都府)が姉妹都市を結んでいますので、
ぜひ機会があれば、行ってみてくださいね
それでは、この辺で (⌒∇⌒)ノ""マタネー!!


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