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== 内蒙古自治区 ==

包頭市!!

今日は包頭市のご紹介です \(^∇^ )
包頭市
以前旅日記でも少しご紹介しましたが、包頭(パオトウ)市は
内蒙古自治区にある地級市です
包頭市 位置
市の名称はモンゴル語で「鹿のいる場所」という意味から、
別名「鹿城」とも称されていました

包頭市の市街地は東西に大きく分かれており、
東側の市街地の中心駅は包頭東駅、
西側の市街地の中心駅は包頭駅になっています
包頭市 市街地図
東西は「建設路」という幹線道路で結ばれていて、
その間には巨大公園等の市民の憩いの場があります

市街地は呼和浩特市と同じように近代化が進んできており、
高層マンションなどの建設が進められていますが、
市街地から一歩外に出ると、荒野(夏場は草原)が広がります
包頭市2
所々に、小さな集落が観られますが、そのほとんどは
昔ながらの中国家屋造り(土の家?)で、
市街地とのギャップを感じてしまいます
(家屋の中は綺麗なんですけど、外の風貌は・・・)
包頭市3

道路も、市街地周辺や高速道路はちゃんと整備されているのですが、
離れるにつれてアスファルトのはげ・割れが酷くなりでこぼこです
(政府は全然直してくれないみたいですね)

住民もよく理解しているようで、市街地の人々は市の観光化(収入)に
前向きなのですが、周囲の住民にはその意識はありません (><)
包頭市の東達溝村では、戦国時代(BC453~BC221)に趙国が
北方異民族の侵入を防ぐために建設した、全長500kmに及ぶ
中国最古の長城を見るも無残に破壊してしまいました
趙の長城跡
水路や工場、民家を建築する際に、この長城の石を使うらしく、
趙の長城は国家重要保護文物に指定されてはいますが、
破壊行為は一向に収まらず、いまだに進行中だそうです
せっかくの文化遺跡が、今は見るも無残な姿になってます


ネガティブな内容で暗くなってしまいましたので、
気を取り直して、観光スポットのご紹介にはいります

・昆都会召(こんとかいしょう)
昆都会召
包頭市の昆都伦(コントロン)区昆都伦河岸にある寺院で、
清の雍正七年(1729年)から20年間もの歳月をかけて完成したチベット仏教寺院です
昆都伦とは、モンゴル語で「横山の口」という意味になります
この寺院は、経堂・殿堂などが23、仏教経典塔が4つ、
住居用建物が50軒という構成でしたが、現在残っているのは、
殿堂が12と住居用建物50のみとなっています


・美岱召(ビタイショウ)
美岱召
包頭市の美岱召鎮にある、別名「三娘子廟」という大青山の南麓に立つ寺院です
全長681mの壁で囲まれ、四隅に楼閣が建っています
天王殿・大雄宝殿・琉璃殿は、漢・チベット混合の独特な
建築様式で造られていて、明代にジンギスハンの直系の子孫
「アルタン・ハン」が築造した寺院(城?)だそうです


・五当召
五当召
包頭市街から北に60kmほどいった固陽県にあります
中国名は「広覚寺」で、原名は「パタガル」といいます
(チベット語で[白連花]という意味です)
1749年に建造された内モンゴル最大のチベット仏教寺院です
建物の装飾には五色の原色が使われていて、鮮やかです
五当召とは、モンゴルの言葉で「柳の寺」を意味しています


・響沙湾
響沙湾
包頭から南へ1時間ほどのところにある砂沙漠です
この砂漠の砂は鳴き砂の一種で、多孔質の砂粒がこすれて音が
するのですが、最近汚染がすすんで砂が鳴かなくなってきたそうです
ここでは、ラクダに乗ったりサンドスキーを楽しむ事ができます
(バイク貸出や戦車等も体験できるそうなのですが・・・ ^^;)


その他にも、成吉思汗陵(チンギスハン陵)やオルドス高原、
東西の市街間にある巨大公園「成吉思汗草原生態園」など
観光スポットも沢山あります
チンギスハン陵
内蒙古への日本からの直行便は確か無かったと思いますが、
(北京・上海経由)
一度は訪れても楽しいと思いますよ
それではこの辺で (⌒∇⌒)ノ""マタネー!!


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