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== 江蘇省 ==

月落ち烏啼いて霜天に満つ!!

日本でもよく知られる「楓橋夜泊」の詩の一節です
今日はこの歌の詠まれた寒山寺のある蘇州のご紹介ですヽ(^▽^ )

蘇州
以前にも蘇州についてご紹介していますが、
かなり昔なのと、ご紹介していなかった分も含めて
再度、ご紹介していきます

蘇州市は江蘇省の東南部に位置している地級市です
古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、
上海市に隣接しているという地の利もあって、
現在も省の経済的中心として栄えています
また古来から北京と杭州を結ぶ京杭大運河が通っていて
北部の太倉、常熟、張家港の長江沿いの地域には、
水運を生かせる大規模工場があります
蘇州で話されている蘇州語(蘇州方言)は、
北部呉語を代表する方言と言われてきましたが
現在は上海語にその座は奪われています
獅子林
上海からの交通の便も良く、上海-南京の大動脈上に位置しているため、
上海駅 - 蘇州駅間は、毎日列車が約60便もあります
そのうち、20便は中国版新幹線CRHですので、所要時間は31分-45分
それ以外の列車は、所要時間が45分-2時間ちょいぐらいです
バスを利用しても、約1時間30分で蘇州駅まで行けますし、
浦東空港や虹橋空港からの直行バスも出ています
日本からの空の旅(飛行機)が嫌な人には、 山口県下関市から出ている
上海下関フェリーが、蘇州太倉港に着きます^^
(但し、所要時間は35時間~ 40時間で、週1往復だけです)


水路の遊覧船
蘇州の見所と言えば、まず国家歴史文化名城に選ばれるぐらいの
旧市街の街並みで、運河による水運が生活に溶け込んでいることから、
「東洋のヴェニス」と呼ばれています
(実際は、ヴェネツィアよりも歴史は古いんですけどねw)
どのツアー内容を見ても、古の街「山塘街」の散策や、
屋形船での遊覧船がまず盛り込まれています


拙政園
そして、「中国四大名園」や「蘇州四大名園」などの
世界文化遺産級の庭園『蘇州古典園林』ですね
以前もご紹介しているので、詳しい説明は省きますが、
明清代の中国庭園を代表する庭園の数々の、
その景観美には圧倒されます


寒山寺
そして忘れてならないのが、日本にも関係の深い「寒山寺」
蘇州市楓橋鎮に位置する、臨済宗の仏教寺院の寒山寺は、
南北朝時代の梁(南朝)の天監年間(502 - 519)、
武帝の時代に「妙利普院塔院」として創建されました
寒山寺という現在の寺名は、唐代の貞観年間(627 - 649)に
風狂の人「寒山」がこの地で草庵を結んだという伝承からきています
全盛期の寒山寺の面積は広大で、巷間で「馬に乗って山門を見る」
と言われるほどだったようで、当時、北方から訪れた旅行者の多くは、
まず寒山寺を参詣してから蘇州の市街に入ったといわれています

冒頭にも詠んでいる「月落ち烏啼いて霜天に満つ」は、
中唐の詩人で政治家でもあった『張継』の七言絶句「楓橋夜泊」の
一節で、この詩を刻んだ石碑がここにあります
石碑

月落烏啼霜満天、 月落ち烏啼きて霜天に満つ
江楓漁火対愁眠。 江楓漁火 愁眠に対す。
姑蘇城外寒山寺、 姑蘇城外の寒山寺
夜半鐘聲到客船。 夜半の鐘声 客船に到る。

意味は、以下の通り
月は西に落ちて闇のなかにカラスの鳴く声が聞こえ、
厳しい霜の気配は天いっぱいに満ちている。
運河沿いに繁る楓と点々と灯る川のいさり火の光が、
旅の愁いの浅い眠りにチラチラかすめる。
そのとき姑蘇の町はずれの寒山寺から、
夜半を知らせる鐘の音が、私の乗る船にまで聞こえてきた
張継

学校の授業とかでもちょこちょこ出てきているので
この詩を知っている方も多いと思います

この詩に詠まれた寒山寺の鐘は、唐代に鋳造されたものですが、
ずっと昔になくなっていました
明代の嘉靖年間(1522-1566)に、もう一度鐘を鋳造し、
鐘楼も建てたのですが、この明代の鐘も再び無くなってしまいます
当時、鐘は倭寇が盗んで日本に持ち帰ったという噂が起こり、
この話を聞いた日本の僧「山田寒山」は、日本各地を訪ねて
鐘を探したが、見つかりませんでした
『伊藤博文』もまた、これを聞いて心配して部下に探させたが、
やはり見つからなかったので、1905年、山田と伊藤が発起人となり、
寄付を集めて梵鐘を鋳造することにしたそうです
完成した鐘は1914年、寒山寺に寄贈され、現在は寒山寺の大雄宝殿に
納められている青銅製乳頭鐘(唐代の鐘のキツ製品)がこの鐘です
鐘の表面には、伊藤博文が書いた銘文が刻まれています
納められた鐘

「姑蘇寒山寺、歴劫年久、唐時鐘声、空於張継詩中伝耳。
嘗聞寺鐘転入我邦、今失所在、山田寒山捜索尽力、
而遂不能得焉。乃将新鋳一鐘齋往懸之。  伊藤博文」

現在の鐘楼殿に懸けられている大鐘は、清の光緒32年(1906年)、
江蘇巡撫であった陳氏が、寒山寺を再び修復した時に鋳造した物で、
鐘の高さは1.3m、口径1.24m、重さは約2トンの物です
梵鐘づくりの名工と呼ばれた「李吉人」が、北京に所在する
大鐘寺の資料によって唐代の鐘を再現したもので、
この鐘を一度撞くと、その余韻は42秒間も響き続けるそうです
鐘

その他にも、寒山寺周辺には「寒山寺五古」と呼ばれる
寒山寺にまつわる5つの古いものがあります

1.古寺(寒山寺)
大雄宝殿
大雄宝殿・羅漢堂、鐘楼等の建物

2.古橋(楓橋、江村橋)
楓橋
江村橋は、寒山寺南門付近に架かる橋で、多くの参詣客の参道にあたります

3.古関(鉄鈴関)
鉄鈴関は、楓橋畔に築かれた関で、創建は明の嘉靖年間のものです
蘇州にはいくつもの強固な関がありましたが、
現存しているのは鉄鈴関のみとなっています

4.古鎮(楓橋古鎮)
楓橋大街から寒山寺弄の2条の通りに面した古い街並みのことです

5.古運河(京杭大運河)
京杭大運河
北京市から杭州市までの約1,800kmを流れる運河の事で、
春秋戦国時代に呉王夫差が建設に着手し、隋の煬帝が
本格的な工事を進めて610年に完成しました


あ!、忘れてましたw
工芸の都「蘇州」を代表する蘇州刺繍の「刺繍研究所」も、
最近の観光スポットとして注目を集めています
高級工芸士の匠の技には、驚きの一言です(これが刺繍?って)
刺繍研究所

それでは、蘇州の紹介はこの辺でお開きです
(・ω・)ノ^^また明日~♪

┃ テーマ:みんなに紹介したいこと ━ ジャンル:ブログ

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== Comment ==

写真綺麗
写真メチャクチャ綺麗ですね。
自分で撮影したのだとしたら、プロ級ですね。
こんばんは(o^∇^o)ノ
拙宅への訪問あんどリンク嬉しゅうございます。

いぁほんっとに素敵な写真で・・・(=゜∇゜)
中国は歴史の深い街だと思ってはいましたが
なにしろ行ったことがないんで (>▽<;;
これからはこちらで勉強させていただきますね ((φ( ̄ー ̄ )

これからもよろしくお願いします(=´ー`)ノ 
浪漫飛行 様
何時もご訪問、コメント有難うございます!
これから本分である中国各地の旅案内を進めて行きますので
宜しくです!
AYA 様~~!o^∇(^o)ノ
此方こそでございまする~!
私のブログ、全部読んだら、貴女も中国通!!
になれますよ~~!あっ、そしたら私の存在の意味が...................................................?! 
おはようございます!
御訪問&コメントいただき ありがとうございました
おまけにリンクまでつけていただき感謝ですぅ~♪
当方 リンクはつけてないので 申し訳ありませんですが
それでもよろしかったら 仲良くしてやってくださいませ
いつも 楽しく拝見していますです
これからも よろしくお願いいたします!
昔 1度だけ 上海・桂林に 旅行に行った事がありましたですが その時は 色々な意味で
本当にカルチャーショックでしたねw
また こちらで勉強させてもらいますです^^
ゴキゲン♪様
コメント有難うございます!
へ~~新婚旅行で来られたのかなぁ~!
上海はともかく桂林はいいですよね~!
これからも仲良くして下さいね!
リンクありがとうございます。

画像から何か分かりませんが重みの有るパワーを感じますです カメハメハー!! ( *゚ロ゚)ハ ⊂☆===≡≡≡)))☆

分からないと言えば 何でブログが表示出来ないんでしょうね? 心当たりが有ると言えばテンプレ変えたことぐらいですかね 今度試しに又テンプレ変えてみますね
前回の金魚のテンプレのときには表示出来てました?
今は、夏空模様なんですがこれは一度も表示されてませんか? 
五坪居酒屋 様
コメント有難うございます!
そ~なんです!FC2にも問い合わせしてるんですが返答無しで.......
履歴を見て貰えば分かる通りずーと見えてたんですけどね、急に!
日本の私のパソコン、会社のパソコンからはちゃんと見えるらしいの
ですが..........まぁその内何とかします!今後もどうぞ宜しく!
| |д・) ソォーッ…
カビ生えそうどころか・・・・
ニュース観ましたが 午後に上海大混乱の大雨!?
すんごい画像でしたがww
大丈夫ぅ~ですかぁ??? ファイト~~
maso♪ 姉御様
はい!流されて今、やっと帰り.......................力が,,,,,,,,,,,,,,!!!
でも、此方の情報が早!はや!ハヤ!3パタ~ンで書いてみました!
本当に道が川状態で、雷が凄いのなんの!今は先のこと等無かった
様に雨も上がり何時もの事ですが、これが上海なんです!!
(maso♪ 姉御様)て書いたのは、最近こちらのTVで再放送?を
やってて!maso♪さんにはぴったりかと!  ではでは!





        
 

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