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== 安徽省 ==

伝説の仙境 黄山!!

今日は、安徽省黄山市のご紹介です ヽ(-ω- )
黄山市
と、その前に昨日の安徽省のご紹介で、安徽省の名産品と言えば
「祁門紅茶」と書きましたが、もう一つ大事なのを忘れておりました(笑)
安徽省は『文房四宝』の名産地としても知られ、日本でもファンが大勢います

『文房四宝(ぶんぼうしほう)』とは、中国文人の文房趣味のひとつで
筆・墨・硯・紙の四つの事を指します
別名「文房四友(ぶんぼうしゆう)」とも言って、これらは文房具の
中心であり特に賞玩の対象となっています

<歙州硯>
歙州硯
端溪硯と並び称される名硯で、この硯の原石は黄山の南に位置している
黄山市歙県から掘り出されています
歙州硯は端溪の女性的な艶やかさに比べ、蒼みを帯びた黒色で、
男性的な重厚さと抜群の質を持ちます
比重は重く石質は硬く、たたくと端溪よりも金属的な高い音がし、
うす絹を2枚重ねた時にあらわれる波のような模様、
「羅紋」(らもん)が特徴的です

<徽墨(きぼく)>
徽墨
油煙や松煙などから採取した煤を膠で練り固めたもの(固形墨)です
写真のようにいろいろな形があり、観賞用としても面白いです

<宣紙(せんし)>(画仙紙)
宣紙
宣紙とは、大判の書道用紙のことで、中国では「宣紙」と呼びます
これは中国の宣城(市)という場所で生産された紙の、評判が
高かったためで、元々、宣城の周辺一帯は、良質な紙の原料になる
青檀の木が沢山自然群生していました
この青檀の木を主原料に藁(ワラ)を加えて作られた紙が、
現在に続く宣紙の元であり、その呼称「宣紙」が現在の画仙紙
という表現につながっています
撥墨の良さを求め、墨の持ち味、墨色の変化をよりよく表現できるように
長年に渡る研究が続けられ開発され続けています
「画仙」とは墨絵の上手な人の意味ですが、いつからか日本では
中国の紙が「本画宣紙」、国内の紙が「和画仙紙」と呼ばれるようになりました

<宣筆>
宣筆
宣筆とは、もちろん「筆」の事で、その製法は”諸葛氏”秘伝の流れをくみ、
ネズミやイタチ、野生動物の毛を使った精良な筆を生み出してきました
ですが、明末頃からの羊毫筆の普及に伴い、次第に山羊の生育地
であった太湖周辺の湖州や蘇州周辺へその生産が移っていきました


では、黄山市のご紹介です
黄山(ファンシャン)市は安徽省の最南部に位置する地級市で、
市内にある黄山は中国で最も著名な「山岳景勝地」のひとつにあたります
位置
総面積は9,807km²、人口約147万人の都市で、市のシンボルとしては
市木「黄山松」、市花「黄山杜鵑」市鳥「紅嘴相思鳥」となっています
(紅嘴相思鳥とは、ソウシチョウの事で、日本でもポピュラーな鳥です)


黄山
『黄山』は、伝説の仙境(仙人が住む世界)を彷彿とさせる独特の
景観から、古くから「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と
云われ、数多くの文人が訪れ、歌・俳句などを詠んでいます
1990年には、ユネスコ世界遺産の複合遺産に登録されました
黄山に立ち並ぶ山々は古生代に出来たもので、その石や岩は
氷河や風雨による浸食が一億年に亘って繰り返され、
現在の様な断崖絶壁の景観ができあがりました
海から流れ込む湿った空気が海抜1000m以上の峰々に漂い、
大量の霧や雲を発生させ、神秘的な景観を醸し出しています

三主峰と呼ばれる「蓮花峰」「光明頂」「天都峰」が有名で、
その他にも69の峰があります
そして荒涼とした風景を彩る「黄山松」は、岩の割れ目に根をはり、
強い生命力を持つとして、尊ばれています
昔から「天下の名勝、黄山に集まる」と言われていますが、
古代から中国の人々が黄山の美しさを「天下第一」と
称える所以は、この壮大で幻想的な所からきているのでしょう

黄山
また、中国人の精神的な拠り所となってきた黄山の周辺には、
道教や仏教の修行の場として、おおくの寺院が建てられています
黄山の北に位置する九華山は、97の寺院が集まる地蔵菩薩信仰の
総本山で、黄山で修行した僧侶が開いたと云われ、その僧侶が
地蔵菩薩の化身と言い伝えから、黄山は聖山として崇められています


黄山市のもう一つ(2つ?)の有名観光スポットが、
同じく世界遺産に登録されている『西逓と宏村』です

西逓
『西逓(村)』は黄山市黟県にある古村落で、
11世紀に宋朝の皇祐年間に作られました
村を流れる3本の渓流が、東から西へ向かって流れていたことから、
当時は「西川」と呼ばれていましたが、物資輸送の駅として宿場町的な
役割を持つようになり、西逓(「逓」は宿場)と呼ばれるようになりました
西逓
村の大きさは東西約700m南北300mと小さく、人口1000人程の小さな村です
ここには、数百にわたる明清代の古民家があり、建物と道路には
大理石が使われていて、2本の清らかな河が村を貫いています
99本の高い壁の路地に入り込むと、まるで迷宮にいるような感覚です
村のはずれには、1578年に建てられた胡氏一族の繁栄を象徴する
巨大なシンボル「牌坊」がそびえています


宏村
『宏村』は、黄山南西にある古村落で、同じく南宋時代創建の村で、
山紫水明な場所にあり、「汪」という苗字を持つ人々が集住する村でした
この村は、村全体が牛の体にみたてて作られていて、
村の西にある「雷岡」という小高い丘が牛の頭、
その先にある村の入り口にそそり立つ2本の木が牛の角、
村の前後にある4つの橋が牛の脚という形になっています
その上、内部構造まで牛の内臓に見立てて作られており、
牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、
生活用水として利用されています
牛の胃に当たるのは、村内にある半月型の美しい沼「月沼」で、
牛の大腸に当たるのは、村の南にある大きな「南湖」といった具合です
宏村
その、田園風景や山と水の織り成す風景、美しいクリークによって
「絵のなかの郷里」と呼ばれています
保存状態のいい明清代の民家は約140棟もあり、中でも”承志堂”は
安徽省南部の古民家の特色をよく伝えている建物です
中国国内では、映画「臥龍蔵虎」が撮影されたことでも有名です


九華山
他にも先程出た「九華山」とか沢山あるのですが、
長くなりましたので今日もこの辺で
それじゃあ (・ω・)/^^ またね~

┃ テーマ:みんなに紹介したいこと ━ ジャンル:ブログ

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== Comment ==

こんにちは~^^
立派な硯ですね~固形の墨も あまりに綺麗で
とても実際には使えそうにありません。
私には書の心はありませんけど
これ使って書けば上手く書けそうな?
はい 私は弘法ではないので筆は選ぶのですよ~♪
黄山・・・どこかに仙人がおられそうですww
AYA 様~~!o^∇(^o)ノ
コメント有難う御座います!私も、西安のお寺で出会った、赤い用紙に書かれた書を買い求めた経験がありますが、何か字自体に躍動感がありこちらに迫って来る様な書でした!聞くと上手いのもそのはず、中国で3本の指に入る方が書いた物らしくお値段も高かったですよ!日本に持ち帰り表装をした頃、知人が是非譲って欲しいとの事なので無料でお譲りしたのですが、今は物凄く高くなってるでしょうね~(涙)
仙人が住む世界
仙人より仙女の方が興味深いです(笑)。
しかし、いかにも仙人が住んでいそうな感じですね。
こんにちは

あ~残念です。
せっかく安徽省に行っていながら黄山に行かなかったのが心残りです。2ヶ月の間通訳の人に誘われていくチャンスがあったのですが仕事が忙しく断ったのが間違いです。
写真拝見させてもらって改めて悔しさがこみ上げてきます(笑)、まだ中国で仕事をする予定ですので行くチャンスをぜひ作ります。
ごーさん 様
ご訪問&コメント有難う御座います!是非行かれて見て下さい!私自身も機会があればゆっくり行って見たい所です!
浪漫飛行 様
何時もコメント有難う御座います!私も女性の方がいいです!見所、まだまだ沢山てんこ盛り!乞うご期待!
(*^▽^*)ノハーイ 私も画仙さんの墨絵~3枚 日本で表装して持ってます 頂き物ですが(^^; 
えっと 一枚には  確かmaso小姉? って書いてあります(≧m≦)

anego~!
コメント有難う御座います!anego小姐と書いているのでは?やはりanegoの人脈もかなりの方がいらっしゃるようですね!私を含めて (笑)





        
 

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