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== 山東省 ==

済寧市!!

今日は先週紹介した曲阜市・鄒城市の上の 「済寧市」です\(^▽^ )
済寧市
済寧市は、山東省の西南部に位置する地級市です
総面積11,285km²、総人口約803万人の市で、
3つの県級市 (曲阜市・兗州市・鄒城市)と
7つの県(微山県・魚台県・金郷県・嘉祥県・汶上県・泗水県・梁山県)
から成り立っています

済寧市
歴史に関しては、曲阜や鄒城市の中でもご紹介したので
省きますが、済寧は山東省の炭鉱地帯に位置していて、
石炭採掘量が多い為、「全国八大石炭基地」の一つに数えられます
なかでも兗州市の「兗州炭鉱」が大きく、済寧は採取した石炭を利用した
大型火力発電所や重工業が盛んです


少陵台
兗州市は、昔から「東文、西武、北岱、南湖」と呼ばれてきました
(東に孔子ゆかりの「三孔」を仰ぎ,西に水滸伝ゆかりの「梁山泊」があり、
北には「泰山」がそびえ、南には「微山湖」を望むため)
また、「杜甫」ゆかりの地である少陵台もこの市にあります
兗州は、杜甫と李白が出会い終生の友誼を交わした地で、杜甫は
『登兗州城楼』と題した詩を書き、兗州城の南楼からの眺めをうたっています
当時の兗州城は戦乱で荒廃し現存してないのですが、南楼の跡の
崩れたレンガが積み重なってできた丘は少陵台と呼ばれ
今も兗州の県城内の北寄りにひっそりと佇んでいます
杜甫
※杜甫(とほ)は、中国盛唐の詩人で、最高位の呼称である『詩聖』と
  呼ばれていて、「李白」と並び中国詩歌史上最高位の人物として
  称えられています(李白は『詩仙』)

杜甫の詩には、あの松尾芭蕉も傾倒していました
「奥の細道」でもその様子が伺えられ、冒頭では「杜甫の人生である
道中で息を引き取りたい」と述べています
李白像

「春望」
國破山河在 、城春草木深、
感時花濺涙、恨別鳥驚心、
烽火連三月、家書抵萬金 、
白頭掻更短、渾欲不勝簪

国破れて山河在り、城春にして草木深し、
時に感じては花にも涙を濺ぎ、別れを恨んで鳥にも心を驚かす、
烽火三月に連なり、家書万金に抵る、
白頭掻けば更に短く、渾て簪に勝えざらんと欲す
春望

この詩は、日本の教科書にも出てくるくらい有名な詩なので
皆さんも聞いた事ありますよね?


さて、お待たせしましたw 次は梁山県です
梁山県はその名の通り、あの『水滸伝』のモデルとなった
梁山泊という沼沢があった場所です
その名の由来は近くに梁山(漢の文帝の子「梁孝王」が死後
埋葬されたことからその名がついた山)があった事からきています
水滸伝 108人の豪傑たち

梁山泊のあった現在の山東省西部は、黄河によって形成された
海抜ゼロm以下の内陸低地で、一帯は古くから黄河の氾濫が繰
り返されることによって無数の水路と沼沢が存在していました
梁山泊の上流にあたる現在の河南省東部では、黄河の大氾濫が
北宋の時代に何度もおこり、梁山泊はさらに規模が大きくなりました
やがて11世紀の末頃から、水路とかつては小丘陵だった島が
入り組んだ梁山泊は、盗賊や政府に反抗する者たちの巣窟となり、
宋王朝を大いに悩ませていたそうです
その後、黄河は幾度と無く氾濫を繰り返しましたが、その度に
頻繁に河道が変遷し、やがて梁山泊は干上がり始め消失しました
梁山泊の関

『水滸伝』は、その全てが作り話というわけではありません
水滸伝の物語は、梁山泊に集う108人のアウトロー(反乱軍)を
主人公した長編書物ですが、基になる史実があります
梁山泊近辺に横行した反抗者の中でも、北宋末期の12世紀初頭に
河北で蜂起し山東一帯で10郡を制圧した反乱軍のことです
首謀者を「宋江」といい、14世紀の元の時代に編纂された『宋史』侯蒙伝には、
「宋江 京東に寇す」「(宋)江 三十六人を以(ひきい)て斉・魏に横行し、
官軍 数万なるも敢えて抗する者無し」と記述が残っています
まもなく宋江の反乱は鎮圧されるが、やがてこの史実をもとに、
梁山泊に宋江以下36人のアウトローたちが立てこもる物語ができ、
明の初め頃に、108人の主人公の小説『水滸伝』へと変わりました
宋江達の像

現在、梁山県の梁山名勝党工作委員会等が動き、梁山泊地域を
梁山景勝地として復活しようと、観光業の発展に力を入れています
先月にも、第一関所・第二関所・左軍塞・右軍塞・雁台を解放する
『水滸大塞 梁山泊千年に一度の関所開関の儀式』が行われました
梁山泊塞 見張り台

こうやって見ると、済寧市は有名な人や歴史の宝庫ですね
逆に、(日本では)あまり知られてないのが、残念にも思えます
(おそらく「済寧市ってしってますか?」と聞いても???でしょう)
古き良き文化について、これからも大事にしていきたいですね
天下第一剣
それでは、今日もこの辺で
(^・ω・^)ノ さらば~♪





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== Comment ==

No title
水滸伝に梁山泊、杜甫に李白、日本人にもおなじみの名前が出てきますね。(^O^)

国破れて山河あり~うわー懐かしい。高校時代に習った漢詩です。
ほんともっとメジャーになってもおかしくない地域ですね。(*^^)
よっちゃん 様
コメント2つも有難うございます!まだまだ、中国は名所や歴史上重要な所が沢山在りますよ~!これからもどんどんご紹介して行きますので宜しくお願い致します!





        
 

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